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東北ぶらり旅<その5>

はまぐり堂を離れ、向かったのは福島県相馬市の松川浦。
そもそも最初に東北に行こうと思ったきっかけの場所に近い港町です。
宮城県の松島や女川、石巻にはどこでも観光と思しき旅行者が
いらっしゃったのですが、
松川浦では同じ宿の二つ向こうの部屋の方以外は見かけませんでした。
やっぱり風評被害……なのかなぁ。




町では港のすぐそばにホテルがありましたし、
かさ上げしている様子もなかったのですが、
宿の方に伺うと津波で床上浸水くらいはあったそうです。
近くの神社では石碑と鳥居が流されたとのこと。

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津波による被害を忘れないために、傷ついた石碑をそのまま残しているそうです。




この日、お世話になったのは亀屋旅館さん。
こちらはお食事がとにかく充実。
例のごとく、夕食を撮り忘れたのですが、
女将さん手作りの料理が次々と出てきて、
その一つ一つから細やかな気遣いが伝わってきて、
とても美味しかったです。
こちらは忘れずに撮れた朝ごはん。

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これに地元で採れたあさりの味噌汁とご飯。
THE 朝ごはん@ニッポンといったところでしょうか。



旅行最終日、4月28日は朝からいい天気。
松川浦をちょっと回ってみました。
浦の方は穏やかな海。

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それに対して外海は波が激しかったです。

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日頃、海なし県に暮らしているためか、潮風が心地よかったです。




このあと、浪江町の請戸漁港に向かいました。
この辺りは2年前に避難指示が解除になったそうです。

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午前9時過ぎに着いたのですが、港の周りには人家はないし、
漁師さんも帰ってしまったあとだったのか
人影がありませんでした。
港には真新しい漁船が並んでいました。
この辺りにもきっと市場があって、家があって、商店街があって
賑やかな生活があったのでしょうけれど。
それを想像するのが難しいほど、何もありませんでした。
あったのは大きな防波堤ばかり。

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いつか、また賑わいができてほしいです。

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今回の旅のお話しはこれにておしまいです。
2011年を忘れないためにも、また東北を訪れたいと思いました。
できれば今度はまいも一緒がいいなぁ。



長々とお付き合いくださり、ありがとうございました。
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東北ぶらり旅<その4>

石巻市立大川小学校を離れたあと、向かったのは蛤浜にあるはまぐり堂

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JR石巻駅から車で30分ほど。
2011年3月11日、そもそも10戸ほどしかなかった限界集落もまた
地震と津波の被害に見舞われました。
残された家は4戸2世帯。
「限界突破集落」といわれたそうです。
ここままではここにあった暮らしがまるでなくなってしまう、
それに子供や親類縁者がお墓参りに来ても休むところもない。
そんな思いから、
近くの高台にあったため津波の被害を免れた祖父の家を改築し、
コミュニティカフェを開こうを決意した方がいらっしゃいました。
たくさんのボランティアさんの力も借りてオープンしたのが、
この「はまぐり堂」さんです。





海に面する窓からは海が見えました。

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ランチに出されるご飯を炊くかまど(手前)と
自家製パン用のかまど(向こう側)も見えました。

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お部屋は落ち着きのある和室とシックな洋室。

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寒い日でしたので、ストーブの灯りと温もりが嬉しかったです。

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ランチの定食。
お料理が美味しかったのはもちろんでしたが、
ほくほくのおにぎりがものすご〜〜く美味しかったです。
これにデザートと飲み物(私はコーヒーを頼みました)がありました。

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はまぐり堂さんのランチは土・日・月の3日間、しかも完全予約制です。




外に出ると、そこには穏やかな海が広がっていました。
(晴れたら綺麗なんだろうなぁ)

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この海がいつまでも優しく穏やかでありますように。


そしてこれが最後の「続く」です。

東北ぶらり旅<その3>

元号が令和になりました。
文字通り、和やかな日々が続くようになってほしいです。




……という話は置いといて。
旅の話を続けたいと思います。
4月27日、宮城県は石巻に向かいました。
(この日も寒かった〜〜〜〜〜!!!)




車で駅を離れると家がどんどん少なくなり、
そしてもうしばらく行くといきなり建物があらわれました。

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内陸であったにも関わらず津波の被害に見舞われた石巻市立大川小学校

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校門の脇には亡くなった子供たちや先生方を慰めるような花壇がありました。

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回ると大きな学校だったことがわかりました。

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小学校の裏山。ここの中腹まで逃げれば助かったのにと言われているそうです
(実際、ここに逃げて助かった子供もいたとのこと)。

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裏山の中腹から見た小学校。

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私が手を合わせていると、
「悲しいね。どうして子供たちを助けてあげられなかったんだろう」
と泣いているご婦人がいらっしゃいました。



ここにはかつて町がありました。
子供たちの家があって、お店もあって、人々の暮らしがありました。
それを一切合切津波がさらってしまい、
ボロボロになった小学校の建物だけが残りました。
亡くなった生徒さんのご遺族の中には
「校舎を見ると悲しくてたまらないので、取り壊してほしい」
という声が少なくないそうです。
たしかにこの建物はとても悲しい。
でも、これがなくなったら、ここは本当に何にもない更地になってしまいます。
ここに子供たちが楽しく学び遊んでいたことも、
たくさんの方々の暮らしがあったことも、何も感じられなくなってしまう。
私がよそ者だからそう思うのかもしれませんが、
暮らしの痕跡がまるきりなくなってしまうのは、
あまりに切なくてやりきれないように感じました。
それに人間はすぐに忘れてしまう生き物です。
ここが更地になってしまったら、
そこにあったはずの暮らしに想いを馳せることもしないでしょうし、
あの地震と津波のことも忘れてしまうかもしれない。
苦しい記憶もあるでしょうし技術的な難しさもあるかもしれませんが、
この建物をなくさないでほしい。
(よそ者の発想で無責任かもしれませんが)そう願いました。


<続きます>

東北ぶらり旅<その2>

松島をあとにして、女川に向かいました。
女川は2011年の東日本大震災で壊滅的な被害を受けました。
多くの人が町から離れざるを得なくなったことで、
早く町に戻ってもらおうと復興が急ピッチで進められたそうです。
高い防波堤を作ると海が見えなくなるということで防波堤は作らず、
盛り土でかさ上げをしたそうです。
駅は山の方に移し、その隣に日帰り温泉施設を作りました。
そしてその脇にカラフルなトレーラーハウスがありました。

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これ、ホテル エルファロという宿泊施設なんです。
お風呂は駅のところの温泉施設を使えばいいし、
お食事は徒歩3分のところにあるシーパルピア女川で選びたい放題。

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このショッピングセンターには生鮮食品などを扱うスーパーもありますが、
生活必需品とはちょっと違うバーやコーヒーハウス、
手作り石鹸や木製のワンコグッズの専門店など、バラエティ豊かなお店が揃っていて
キラキラとした華やかさがあって素敵だなぁと思いました。




さて、この日は女川温泉 華夕美さんに泊まったのですが……。
写真がまるでありません。
宿の方は親切でしたし、お食事も美味しかったし、
お部屋もお風呂もよかったのに。
バカだなぁ。


<続く>

東北ぶらり旅<その1>

4月25日から28日、
まいにはトリミングサロンのホテルでお留守番をしてもらって
人間だけで東北(宮城県&福島県)に行ってきました。





そもそもは、しばらく前にTVのドキュメンタリーで
福島の漁師さんが(安全な)魚を獲っても
風評被害で売れないという話を見て
「この魚が食べたい!」と思ったことがきっかけでした。
それ以前に私は、東日本大震災以前にも東北に行ったことがなく
一度は行ってみたいと思っていたこともありました。
幸い、まいは丈夫だし、
ホテルも併設しているトリミングサロンのお姉さんのことが大好きなので
思い切って預けることにしました。





4月25日は日本三景である宮城県の松島に行きました。
実はMy First 日本三景だったりします。
25日は午前中、雨が降ったそうですが、
私たちがついた頃には晴れていました。

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こちらは古めかしいお酒屋さん。
地元産の日本酒、クラフトビール、ワインがずらりと揃っていました。
きれいな酒器もたくさんあって、眺めているだけでもワクワクでした。

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泊まったのは旅亭 雲静庵さん。
宿が急な登り坂の上にあるので、駅までお迎えに来てくださいました。
お部屋はきれいだったし、お食事もとても美味しかったです。


夕食はこちら。これにカサゴの煮付けと豚しゃぶ、海鮮の炊き込みご飯。

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こちらが朝ごはん。

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朝からお刺身って嬉しいなぁ。





26日は一日中雨が降ったりやんだり。
気温は6度くらいだったでしょうか。
天気予報で寒くなるとは聞いていたので
ヒートテックとか持って行きましたが
それでも寒い寒い寒い……、寒かった〜〜〜〜!
遊覧船に乗りましたが、写真はこれだけでした。

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松島というと国宝瑞巌寺ですが、その隣の円通院の庭がきれいだったので
思わずパチリ。

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そのあと、電車に乗って女川に向かいました。

<続く>

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プロフィール

naomika

Author:naomika
<しずく>
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シーズー♀
2004年5月3日(推定)生まれ
2008年3月動物愛護センターからCATNAP(現ARCh)に引き取られ、同年5月3日我が家に来てくれました。
食べることと眠ることが大好きです。
2015年6月25日、お星さまになりました。


<まい>
まい

シーズーmix♀
2015年6月10日(推定)生まれ
2015年6月動物愛護センターからARChに引き取られ、同年9月7日我が家に来てくれました。
ナデナデと抱っこが大好きな甘えん坊。
いつもお尻尾プンプンです。



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