しずくの病気

しずくが旅立ったあと、
私はしずくの身体が臭くなってしまうことが絶対に嫌でした。
夫がいろいろ調べてくれて、
26日に荼毘に付してくれるところを見つけたので
そこにお願いすることにしました。
病院でしずくはきれいにしてもらっていたので
私は蒸しタオルで身体を拭いてあげるだけで十分でした。
そしてその夜はしずくと一緒に寝ました。



荼毘のあと、小さくなったしずくを抱いて
手術をしてくださったL動物病院に向かいました。
私たちの前に現れた先生はお疲れになっていたのか顔が土気色でした。
26日に病理検査の結果が出ていたのですが、
胃の方はポリープだったそうです。
ポリープの原因は不明でしたが、手術は成功したのですから
ポリープだけだったらしずくは元気になって家に帰ってくる筈でした。
問題だったのはもう一つの肝臓です。
病理検査では「中程度の慢性肝炎」ということでしたが
しずくの肝臓の全体をご覧になった先生の印象では
「慢性肝炎より悪い肝不全か肝硬変」ではないかということでした。
しずくの肝臓の損傷がひどく
それにより血液の凝固因子が衰えて
血尿や大量吐血につながったのだろうということです。
また肝臓が体内の毒素を濾過できなくなったせいで
アンモニアなどが血流に乗って脳に達してしまい
それが激しい痙攣などを引き起こしたものと考えられるそうです。
しずくはうちにきてすぐの血液検査で
すでに肝機能の値があまりよくありませんでした。
しかしその当時から肝炎が進んでいたのかどうかはわからないそうです。
ただ日頃からしずくがよく寝ていたのは
もともとそういう性格だったのではなく
肝炎で身体が怠かった可能性もあるとのことでした。



肝臓のせいもあったのかもしれませんが、
以前からしずくは怪我などが治りにくく、
獣医さんの見立ての倍ぐらいの時間をかけないと
傷が治らないことがありました。
今回の手術に際しては、このことを先生に伝えたからか
術後6日目のしずくの手術跡はとてもきれいで
すぐに抜糸できそうなほどでした。
またしずくの目はドライアイで目ヤニが多かったのですが、
いつ面会に行ってもしずくの目もとはきれいでした。
きっと看護師さんがきれいにしてくださっていたのだと思います。
そんな病院の優しさと誠意にあふれた対応が
私の気持ちを救ってくれました。
手術をしてくださったL動物病院と
そこを紹介してくださったかかりつけのF動物病院には
深く感謝しております。
本当にありがとうございました。




2008年5月3日、我が家にやってきたしずく。

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うちに来て数時間でへそ天になり、
預かりだったあーちゃんさんやコーディネーターのナナママさんがお帰りの時も
このままでした。
いきなりのへそ天はしずくが大物だという証かと思っていましたが、
もしかしたら移動でクタクタに疲れてしまっていたのでしょうか。
だとしたらしずくのことを全然わかっていなくてごめんね。



初めてのお散歩です。

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このあとしばらくしてから
しずくの「やぁなの!」との戦い(?)が始まりました。
「やぁなの!」の度に恥ずかしかったり困ったりしたものですが
あれはどういうことだったのかな。
ワガママ言いたかったのかな。
歩くのがしんどかったのかな。
甘えたかったのかな。
しぃちゃん、「やぁなの」の意味を教えてよ。
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今日のお見舞い

今日も夫としずくのお見舞いに行ってきました。
夫が写真を撮ってくれました。

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しずくは私たちが来ているとわかると
診察台の上で一生懸命に近寄ってくれました。
どうもしずくは踏ん張りが利かないようで
立ったままずるずると動いてしまい、
何度も診察台から落ちそうになりました。
そのうちフセの体勢が取れたのですが、
それは偶然、フセになっただけで、
しずく自身はフセの仕方がわからなくなってしまったんじゃないか、
そんな気がしました。
背中を撫でると背中の骨がゴツゴツして、
おまけに急に毛が薄くなったような感じでした。



そして先生からしずくの様子を伺いました。
しずくはまだ自分から食事を摂ろうとしないこと、
黄疸が見られること(私たちには判りません)、
手術の時にすでに腹水が見られ、また溜まってきている、
眠っている時に身体がビクンビクンと動く、
もしかしたら肝炎から来た脳炎が原因の痙攣かもしれない……などなど。



病理検査の結果がまだ出ていないということで
治療方針が立たないのでもうしばらく入院ということになりそうです。
でもしずくもおうちに帰れたら、恐らくはもう少し落ち着くだろうし
食欲も出てくるかもしれません。




しぃちゃん。
しずくちゃんのためだったらお父さんもお母さんもなんだってするから。
だから1日も早くおうちに帰ろうね。
皆で頑張ろうね。
明日は病院がお休みだから、また金曜日に会いに行くね。

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6月1日のしずくです。
ついこないだまでこんなに元気だったのに……。

お見舞い

今日は夫としずくのお見舞いに行ってきました。



昨日は病院に行けなかったので、電話で様子を尋ねたところ、
元気がないということでした。
先生が調べてくださったところ、
血糖値がかなり危ないところまで下がり、歯茎からの出血があったとのこと。
しずくはどうしてしまったんだろうと夫と二人でとても不安に思いました。
そこで今日の朝、二人でしずくの様子を見に行きました。
診察室に入ると、しずくは診察台の上にお座りをしていました。
そしてお見舞いの間、しずくはいつもの可愛いお目々で
ずーーっと私のことを見つめてくれました。

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昨日、点滴をし食事も少量をシリンジで与えたところ、
しずくは少し元気になったそうです。
先生に寄ると、
今回の吐血はもしかしたら胃の腫瘍からだけではないのかもしれない
ということです。
今回の開腹手術で肝臓の表面が凸凹だったということが判ったのですが、
肝臓が悪くなったせいで造血機能が落ちて出血を起こしやすくなったと考えると
歯茎からの出血もその前の血尿も辻褄が合うのだそうです。
心配なのはしずくがまるで食欲がないということ。
私や夫が鼻先にウェットフードを差し出しても、全く無反応でした。
「点滴で入れられる栄養は限られているので、できるだけ口から食べてほしい」
と先生がおっしゃいました。
病理検査の結果は明後日にでも出るだろうということで
そこから治療方針も立てられると思います。




私たちが帰ることになり、先生がしずくを抱っこしてくださったのですが、
しずくは先生の腕から出ようとバタバタしました。
いつもクールなしずくなのに、私や夫と一緒に帰りたいんだなと思ったら
切なくてたまらなかったです。
しぃちゃん、明日また会いに行くからね。
早く元気になってね。
そして早く一緒におうちに帰ろうね。

手術

6月20日(土)

土曜日の朝のしずくです。

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貧血が進んでいるせいか舌が白っぽく見えますが、
表情だけ見ていると、元気な時となんら変わりありません。
ちょっと気になったのは、ずーーっと水を飲ませていないのに
尿が多いような感じがしました。
(もっとも点滴が原因で尿が多かったのかもしれませんが)



午後から紹介された病院にしずくを連れて行きました。
先生は明るい感じのまだ30代半ばくらいの男性でした。
まずは体重を計ったのですが、4.55kgでした。
しずくがうちに来て7年ですが、こんなに軽い体重は見たことがありません。
前日、尿が多かったせいかもしれませんが、
こんなに痩せっぽちでしずくは大丈夫なのかと思いました。
それから血液とCTによる検査をしていただいたところ、
この結果と今までの資料から先生は次のようなことをおっしゃいました。

・前日と比べて貧血の度合いを示す値は改善している。
→もしかしたら出血は止まっているのかもしれないが、
 そうだとしてもいつまた出血が起こるかわからない。

・貧血の度合いが改善したといっても、まだまだ危険な状態であることには
 変わりはない。

・おそらくは胃に腫瘍があって、それが原因で動脈系の出血が起きている。

・出血が続いているので胃の中には血液といろんな浮遊物があると思われる。

 従って内視鏡を入れても何も見えない可能性が高い。

・胃の中を確かめるには開腹手術しかない。

・もっとも開腹手術をしたにしても腫瘍が切除できるかどうかはわからない。

このような話を伺っていたら、しずくを救うには開腹手術しかないんだと
感じました。
それにもし開腹手術をするのなら、体力のあるうちでないと
危ないんだろうなと思いました。
これ以上、痩せてしまったら、
手術に耐えられないかもしれないとも思いました。
そこでその場で夫と話し合って、
土曜日の夜に手術をしていただくことを決めました。
それにあたって、しずくは声帯除去手術を受けているので
気道が狭いことを先生に伝えました。
またもし余裕があったら歯のスケーリングもお願いしました。



帰る前に看護師さんがしずくを抱っこさせてくれました。
いつものしずくだったら
私の膝の上に乗ったら足を踏ん張って逃げようとするのですが、
昨日はおとなしく抱っこさせてくれました。
しずくも「しばらくの間、離れ離れ」ということが
わかっていたのかもしれません。



その後、私たちは帰宅をしたのですが、
二人とも落ち着かない落ち着かない……。
TVをつけてはいましたけれど、全然見ていませんでした。
しばらくして夫の携帯に「無事に終わりました!」の連絡がありました。
それがわかると、私は床にへたり込んで動けなくなってしまいました。
多分、自分で思っていた以上に気を張っていたんでしょうね。
それからお風呂に入るのですら一苦労でした。




6月21日(日)

今日は二人でしずくの様子を見に行きました。
診察室に呼ばれると、
診察台の上にしずくはいつも通りの顔で立っていました。
(しずくですので)尻尾は振ってくれませんでしたが、
私に向かって頭をゴシゴシはやってくれました。

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夫のナデナデに嬉しそうなしずく。



先生に寄るとしずくの胃と十二指腸の間に
直径1.5cmの腫瘍があったそうです。
手術の時にはもう出血は止まっていたそうですが、
いつまた大出血が始まってもおかしくないということでした。
ちなみにワンコにとって胃と十二指腸の間というのは
ガンの出来やすい部位だそうです。
また肝臓の表面が凸凹していたりしたので
部分切除をしたそうです。
胃の中の腫瘍と肝臓は病理検査に回してくださったそうで
結果が出るのには数日かかるだろうということでした。
歯のスケーリングもやってくださって、4本抜けたそうです。
残された歯は真っ白で嬉しく思いました。
私たちの方からは、
これまでしずくは傷の治りが遅かったり化膿したことがあったので
気をつけてほしいという旨をお伝えしました。




しずくは今日は1日絶食で、
明日以降、少しずつ固形物を食べられるようになるだろうということでした。
入院期間はおそらくは5日〜1週間ほどになるそうです。
その間、診察時間中ならいつでもお見舞いに来てもいいということでした。
しずくが入院している病院はうちからだとちょっと不便なところにあるのですが
川崎や名古屋に比べたらずーーっと近いのですから、
できるだけ顔を見せてあげたいと思います。




今回の件では、皆様を驚かせるようなことになって
すみませんでした。
でも、温かなお心遣いをいただき、
家族皆で大変嬉しく思っています。
これからも何卒よろしくお願い申し上げます。

6月17日〜19日

しずくのその後のことを書きたいと思います。
写真はなく、だらだらと書くことになると思いますが、お許しください。



しずくは15日(月)に吐血をし、
改めて胃薬と吐き気止めを処方してもらいました。
それでよくなるとばかり思っていたのですが、
17日(水)朝、また吐血をしてしまいました。
病院に連絡をするとすぐにしずくを連れてくるように言われ、連れて行きました。
そのまましずくを半日入院させ、検査をしていただいたところ、
しずくの胃から出血が止まらないこと、
そしてそれは腫瘍によるものか潰瘍によるものかはわからないと言われました。
そこで、まず点滴の上、48時間絶食をさせることで徹底的に胃を休ませて
出血を止めることになりました。
それで、もし出血が止まらなかったり、胃の中に腫瘍が見つかったりしたら
今の病院では対応はとれないので、
川崎か名古屋にある高度医療センターにしずくを連れて行くことを勧められました。



私も夫も、どんなに立派な施設があって
腕の確かな先生方が揃っていらっしゃるとしても
遠くの病院にしずくを入院させることは反対でした。
そんなところで何日も一人でケージにいさせられるなんて
愛護センターにいるのとそっくりだと感じました。
しずくは7年前のことなんてきっとおぼえてはいないでしょうけれど、
その時の気持ちを忘れてしまったならそれに越したことはない。
しずくに寂しい思いをさせるのは嫌だと思いました。



そして今日、48時間の絶食が終わり、また検査をしていただきました。
その結果、大変残念なことにしずくの出血が止まらないこと、
それに伴い貧血が進んでいることが判りました。
このままだと生命に関わるということで
明日、この地域ではもっとも進んだ施設のある病院で
輸血を受けさせることになりました。
その病院だったら胃の中の病変が潰瘍か腫瘍かがわかるだろうし
治療も出来るかもしれないということです。
川崎や名古屋といった遠くにしずくを連れて行きたくはなかったので
近くの病院でできるだけのことはしてやりたいと思います。




今のしずくはがっくりと疲れたということはなく、
いつもと同じ表情で眠っています。
お腹の中で大出血しているなんて信じられません。
今のうちに一刻も早く出血が止まってほしいと願うばかりです。




悔やむことは山ほどあります。
2ヶ月前、食が細くなった時に「歯が悪くなったから」とばかり思わなければよかった。
(実際、悪い歯が抜けましたが。)
好き嫌いをするようになったのは年をとってワガママになったからなんて
思い込まなければよかった。
もともと頭の中は「食」の一文字しかないようなしずくがあまり食べなくなった。
それだけで十分、おかしかったんです。
あの時点で検査を受けさせていたら、こんなことにはならなかったのかもしれない。
そう思うと後悔で胸がいっぱいになります。
でもそれで泣いていたら、しずくが不安になるだけだということに気づきました。
メソメソして私が心身ともに弱ってしまったら、しずくを守ることができません。
しずくのために強く元気でありたいと思います。
まずは明日、頑張ります。

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プロフィール

naomika

Author:naomika
<しずく>
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シーズー♀
2004年5月3日(推定)生まれ
2008年3月動物愛護センターからCATNAP(現ARCh)に引き取られ、同年5月3日我が家に来てくれました。
食べることと眠ることが大好きです。
2015年6月25日、お星さまになりました。


<まい>
まい

シーズーmix♀
2015年6月10日(推定)生まれ
2015年6月動物愛護センターからARChに引き取られ、同年9月7日我が家に来てくれました。
ナデナデと抱っこが大好きな甘えん坊。
いつもお尻尾プンプンです。

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